はじめに:サクラを見ると感じる「始まり」

4月。サクラが咲くと、どこか胸が高鳴ります。
新学期、新年度、新しい出会い…。サクラの花は、そんな「始まり」の象徴のようにも思えます。
でも、ふと立ち止まって考えると、その「始まり」は自分のものではなく、周囲の変化によってもたらされるものばかり。
子供の成長、新入職員の入職など、自分以外の環境が勝手に動き出しているだけなのかもしれません。
本当は、自分から「始める」ことが大切
もちろん、それらの変化に対応するために、自分も知らぬ間に変わっている部分はあるでしょう。
でもそれは、受け身の変化。
能動的に何かを始めているわけではありません。
この季節に毎年感じるのは、「また今年も何かが始まってる。でも、自分は何か始めただろうか?」という、どこか置いていかれるような感覚です。
変化の波に流されるだけではもったいない
私は診療放射線技師としてスポーツ整形外科に勤務しております。また高校サッカー部のトレーナーとして選手たちの成長をサポートしています。
活動的な方のサポートをしていて強く感じるのは、自分はチャレンジしていないということです。
痛みを乗り越えて走れるようになった人、部活を通して人間的に成長する高校生たち。
彼らは、日々チャレンジを重ね、自ら「始めて」います。
それに比べて、自分はどうだろう。
そう感じたとき、「自分も始める側に立ちたい」と思うようになりました。
これからは、自分の「始まり」を作っていく
これまでは、春が来ればなんとなく変化があり、「始まっていた」季節。
でもこれからは、「自分が始める季節」にしたい。
今年度は、かつて果たせなかったフルマラソンサブ3,5を目標にチャレンジします。
これまで受け身だった自分から一歩抜け出して、自らチャレンジする春にしたいと考えています。
まとめ:サクラが咲くたび、自分の挑戦も咲かせる
サクラが咲くのは、周囲の変化を知らせるだけじゃなく、自分自身が「新しく始める」きっかけにもなるはず。
受け身で流されるだけでなく、自分で何かを始める。
そんな姿勢を大切に、この春を過ごしていきたいと思います。
そして来年も、サクラの下で、「今年もまた新しい一歩を踏み出したな」と思えるように。