デスクワークが引き起こす体の不調
長時間座りっぱなしのデスクワークが、肩こりや腰痛を引き起こしていませんか?
デスクワークは、姿勢が悪くなってしまう以下のような要素がたくさんあります。
- 座ることで股関節は屈曲し、骨盤が後傾します。
- 手を使う作業が多いため、肩甲骨が外側・上側に押し上げられます。
- 肩甲骨と連動して、胸椎が丸くなり、首も前の出やすくなります。
さらに、長時間座っている状況は、股関節周りの筋肉に以下のような悪影響を及ぼします。
- お尻や太もも裏の筋肉を直接圧迫することで、血流を低下させ、柔軟性を損います。
- 筋肉が硬くなってしまうと、腰から足に向かう神経に悪影響を及ぼすこともあります。
- 腸腰筋や太もも前の筋肉は収縮続け、撓むような負荷をかけてしまいます。
これらの要因が複合的に重なって、体の連携を悪くし、肩こりや腰痛を慢性化させる原因になっています。
肩と骨盤を動かすだけで改善できる
長時間同じ姿勢を避けたりすることが、肩こりや腰痛の予防には大切になります。
併せて意識して頂きたいことがあります。それは、日常に簡単なケアやエクササイズを習慣化し、肩こりや腰痛を予防する事です。
具体的には、肩甲骨、骨盤(股関節)周りのケアやストレッチを行う事です。
肩関節と股関節は、解剖学的に球関節で動くべき関節になります。これらの部位を動かすことで、体の連携が回復し、肩こりや腰痛の改善が見込めます。
特別な道具が必要でないので、すぐに実践できるものです。
すぐに出来る簡単なエクササイズ
すぐに出来るエクササイズを紹介します。ぜひ隙間時間や休憩時間に取り入れてください。
① 肩と肩甲骨のエクササイズ
② 骨盤のエクササイズ
③ 股関節のエクササイズ
お尻のストレッチ
太もも裏ストレッチ
もも前と付け根のストレッチ
これらを定期的に行うことで、姿勢が良くなり、動くべき部位が動くことで、肩や腰への負担が軽減する効果が期待できます。
習慣化で健康な体を手に入れよう
デスクワークによる肩こりや腰痛は、日々の小さな積み重ねで解消できます。肩甲骨や骨盤(股関節)を動かし、長時間座る負担を軽減するための対策をぜひ習慣化しましょう。
たった数分のケアやストレッチなどの習慣が、長期的な健康と快適な生活をもたらします。