結論（Point）
マラソンのパフォーマンス向上を目指して「腰を使って走る」練習を続けた結果、腰椎椎間板ヘルニアになってしまいました。
この経験から、体の構造を理解し、正しく使うことの大切さを痛感しました。
理由（Reason）
そもそも腰椎は体重を支える関節であり、捻ったりねじったりする動きには適していません。
にもかかわらず、私は「後半の失速を改善するために腰を使って走るべき」という情報を信じ、無理な動きを繰り返してしまいました。
その結果、腰に大きな負担がかかり、ある日「グニーッ」という違和感とともにヘルニアを発症。
腰痛だけでなく、右足の痺れや痛み、つま先や足裏の異常感覚にも悩まされることになりました。
具体例（Example）
マラソンの後半の失速を克服しようと、ネットで情報を探したところ、「全身を使い、特に腰を使って走ると良い」という記事を発見しました。
そのアドバイスを実践するために、私は意識的に腰をひねり、ねじる動作を取り入れて練習を繰り返しました。
しかし、ある日突然、腰に「グニーッ」とした感触が走り、その直後から強い腰痛とともに右足の痺れや痛みが発生。
さらに、右のつま先や足裏が何かに掴まれているような、くすぐられているような異常感覚もありました。
幸いにも、半年後には飛び出した髄核は吸収され、神経症状は改善しましたが、それまでの間、日常生活にも支障をきたすほどの苦しみを経験しました。
まとめ（Point）
この経験を通じて、私は**「体の構造を理解し、正しく使うことの重要性」**を身をもって学びました。
特に、腰椎は捻る動きには適していないため、無理なフォームでの練習は大きなリスクを伴います。
もしあなたもマラソンのパフォーマンス向上を目指しているなら、ネットの情報を鵜呑みにせず、体の仕組みを理解した上で正しいトレーニングをすることをおすすめします。
腰は「使う」のではなく「安定させる」ことが大切。体を正しく使い、安全にランニングを楽しみましょう！
