病院に行き、画像検査をしたのに「明かな異常はありません。痛みがひくまで安静にして下さい。」と言われ、モヤモヤしたことはありますか?
このマインドが、そんなモヤモヤを解消出来たら嬉しいです。
【結論】「明かな異常なし」はポジティブに捉えるべき
腰痛で病院を受診し、「レントゲンやMRIで明かな異常なし」と言われると、「じゃあ、なぜ痛いの?」とモヤモヤする気持ちになることはよくあります。
実は、「画像で異常なし」と診断される腰痛は珍しくありません。しかし、この結果は必ずしもネガティブではなく、むしろポジティブな捉え方ができるのです。
【理由】ポジティブに捉えるべき2つの理由
(1) 構造に異常がない=回復の可能性が高い
まず、「画像で異常なし」という結果は、骨や椎間板、神経などの構造に重大な損傷がないことを示しています。これがポジティブに捉えるて良い理由です。なぜなら、構造的な異常がある場合、以下のようなリスクが伴うことがあるからです。
- 回復に数ヵ月以上かかることが多い
- 場合によっては手術が必要
- 一部は完全に治癒しない可能性もある
一方で、構造に問題がない場合、適切なアプローチを取れば痛みが改善する可能性が高いのです。
(2) 痛みの原因は「機能の異常」にある可能性
構造に異常がない場合、時間経過で良くなることも多いです。
また痛みの原因は体の使い方など「機能の異常」にある可能性が高いです。以下のような例が考えられます。
- 動くべき場所が動いていない
- 腰に負担がかかる姿勢や動作
- 柔軟性の低下
- どこかをかばって動作をする
- など
【具体例】「痛みの原因」を探るアプローチ
私自身、腰痛に長年悩みましたが、体の状体や使い方と姿勢を見直して、改善することで克服できました。その経験から以下のポイントをお伝えします。
- 普段の姿勢や動作を意識する
例:座り仕事の際、腰に負担をかける姿勢を続けていないか確認する。 - 簡単なストレッチやエクササイズを取り入れる
例:肩甲骨や股関節回りの筋肉をほぐすストレッチや体幹を鍛えるエクササイズ。 - 動くべき場所を動かすように意識する
例:肩甲骨や股関節の動きを意識する。
これらを試すだけでも、驚くほど腰痛が軽減するケースがあります。
【行動】「治る腰痛」として前向きに取り組もう
「画像で異常なし」と言われたら、それは「治る腰痛」と捉えましょう。
次に行うべきことは:
そして、日々の体の使い方や日常生活の癖を見直してみましょう。
私自身が腰痛を克服した経験、また医療現場やトレーナーとして得た経験では、このアプローチで改善する人がいます。
だからモヤモヤするなら、とりあえずやってましょう。
「痛みがある=何か壊れている」と考えがちですが、そうではありません。
原因を正しく理解し、適切に対処することで、あなたも腰痛から解放される日がきっと訪れます。